デュエルスター☆ユウキ
マジック・ザ・ギャザリングというカードゲームが発売されておよそ10年。
トレーディングカードゲームというこれまでにない新しいゲームは、
またたく間に世界中に浸透し、今ではNo1ホビーの名を欲しいままにしている。
さて、そのマジックの発売元であるウィザード社の最上階には、
スターデッキと呼ばれる10数個のカードデッキが保管されている。
あまりに強大な力を持つゆえに封印されたカードたちが、そこには眠っていた。
このカードはマジックの環境を完全に破壊するどころか、
地球そのものさえ危機に陥れるだろう。
M・ローズウォーター
それだけの力を秘めたデッキだったのだ。
そんな核兵器クラスのものを、廃棄もせず残しておくのがまたアメリカらしいといえば、
らしいというか…
そんなウィザード社の見習い魔術師(ウィザーズ社ではそう呼ぶらしい)である、
マイク(仮名)さんは、廊下の掃除中に激しい警報の音を聞き飛び上がった。
「What?(いったいなんだ?)」
見ると、黒装束の人物がスターデッキの保管庫から飛び出してきたではありませんか!
「Freeze!(止まれ)」
さすが銃社会だけあって、マイクの銃の構えは慣れたものだった。
しかし、その銃はその瞬間にはマイクの手からはじき飛ばされていた。
黒装束の人物が目にもとまらぬ早業で投げる手裏剣ストライクしたのだった。
影は次の瞬間には消えた。
「Japanese Ninja…」
マイクは神秘的な東洋の技に魅入られ、その場にたちすくむしかなかった。
もちろん、スターデッキはすべて盗まれていたのである。
第1話 「デュエルスターが平和なデュエルスペースを荒らす!!」
さて、日本のどこかの都市のどこかの町の
しなびたデュエルスペースは、今日も元気な子どもたちの姿でにぎわっていた。
「よーし、エンジェルしょうか〜ん!!」
「うわっ、負け負け〜」
「ちぇっ、またユキの勝ちかよ〜」
「ユウキは全然負けなしだよな!」
「まあね〜」
とまあ、小学生に混じって偉そうにしているこの高校生が、
この物語の主人公、新城ユウキである。
学区内では最強と言われているマジック少年である。
とはいえ、世の中には上には上がいるし、ユウキの実力も中級者程度なんだが、
この平和なデュエルスペースに遊びに来ている子どもたちには初心者が多く、
ベテランの上級者がいないため、ユウキが一番になっていた。
ここのデュエルスペースは、学校と住宅地を結ぶ商店街にあるホビーショップ
「コールドハウス」というお店の中にある。
昼間からシャッターの下りた建物の多い商店街だが、そんな不景気の中でも
この店はそれなりに繁盛しているようだった。
店長も人当たりのいい小柄な中年男性で、子どもたちからは「おやっさん」
と呼ばれ親しまれている。
ちなみに店は子どもたちからは「家さぶ」と呼ばれてる。
「いらっしゃい」
扉が開いたので反射的に声をかけた店長は、客の姿を見てはっとした。
無言で扉をくぐったのは、学校帰りと思われる制服姿の少女だったのだ。
マジックは男の子の遊び、という認識が一般的ななかで、女の子がこの店を
訪れるのはきわめてレアだといっていい。
ほかの客たちもデュエルスペースには不似合いな少女の容貌に注目していたが、
少女は不審そうに部屋をぐるりと見回すと、店長の前に向き直った。
「おじさん」
「はい、なんでしょう?」
「この店で一番強いヤツは、誰なの?」
一瞬、店内が静まり返った。
これは明らかに挑戦状である。
マジックのプレイヤーにはいくつかのプレイパターンがある。
1つはこの店の少年たちのように、同じ場所・同じ相手と遊ぶ人。
もう1つは、各地のめぼしい大会に出没し、ランキングポイントや賞品目当てで
遊ぶ人たち。
「“アリーナ荒らし”だ…」
デュエルスペースを荒らす者として、この種の人々は嫌悪されている。
彼らは資金力・情報収集能力の低い子どもたちを相手に、
インターネットで入手した強力なデッキのコピーデッキを用いて叩きのめし、
いい気になっている大人げのない連中である。
彼らと戦って敗北したショックから、マジックをやめてしまう小学生も後を絶たない。
それにしても、女のアリーナ荒らしは聞いたことがなかった。
おてんば姫のアリーナならまだしも、このデュエルスペースに女の子が現れるとは。
「誰か、わたしと戦う人はいないの?」
少女は呼びかけたが、誰もみすみす負けに行こうとは思わなかった。
この手の連中は関わらないに限る、という暗黙の了解が
このデュエルスペースにはあったのだ。
(なんだろう、あの子は…)
1人ユウキだけは皆と考えるところが違っていた。
この少女はアリーナを荒らしにきたわけではない、とユウキは直感した。
不敵な態度の中に、マジックの初心者が始めてデュエルスペースを訪れたとき見せる、
オタクの群れに戸惑っている様子がうかがえたのである。
「デュエルしたいなら、ボクでよかったらいいけど?」
そうユウキは声をかけた。どんな相手でもマジックを通じて友達になりたいというのが、
彼の信念である。
「いいわ」
彼女が歩き出す他の客たちがいっせいに退いていく。
そのまま、ユウキの向かい側に腰掛ける。
「ボク、新城ユウキ。よろしく」
ユウキのあいさつにも、少女は無言である。
彼女は無言のままポケットから、奇妙な紋章の刻まれたデッキケースを取り出した。
(なんか、結構本格的だな…)
ユウキのは市販の安い半透明のデッキケースである。
「いちおう聞いておくけど、覚悟はいい?」
「えっ?あ、うん…」
奇妙なことを聞く女の子だ。ユウキはその時は思った。
そしてデュエルが開始された。ユウキと少女以外の客たちは、
2人の戦いを固唾をのんで見守っている。
「大丈夫かな、ユウキのヤツ…」
「絶対、ユウキが勝つって!」
「どうかな…」
いつの間にかおやっさんまで観戦にやってきていた。
(あの子の持っているデッキ…まさか…)
おやっさんの目は少女が持参してきた不思議なデッキケースに向けられていた。
「よし、いくぞ!」
マジックには白・青・黒・赤・緑の5色のカードがあり
それぞれのカードには特色がある。
たとえば赤のカードにはダメージ呪文カードが多いとか、
緑のカードにはクリーチャー(プレイヤーが召喚するモンスターや兵士の総称)が
多いとかそういったものだ。
その中から自分の好きな戦術を見つけてデッキを構築し、対戦するゲームなのだ!
以上マジックのおおまかな説明終わり!
ユウキは白のカードを好んでいる。
白は兵士や騎士とかいった小型クリーチャーが多く、
質よりも量を重視し、大群を持って速やかに相手を制するという戦術が一般的だ。
「長弓兵を召喚!」
ユウキの場には順調に兵士が並んでいる。
「黒騎士…召喚よ」
少女が手札から出したのは、見慣れない黒のクリーチャーカードであった。
「えっ?スタンダードじゃないじゃん!」
観戦している客から不満の声があがる。いちいち説明を入れると話のテンポが
悪くなるので面倒だが、マジックは10年も続きカードの種類が膨大すぎるため、
ゲームで使用できるカードに制限を設けているんである。
要はあんまり昔に出たカードは使っちゃダメってこと!
そのルールによって禁止されているカードがこの<黒騎士>である。
「うざい…」
観客の不平に、少女は吐き捨てるように言う。
「あんたたち、うるさいのよね。勝負の邪魔よ」
「なんだと、この…!」
「まあまあ、別にエクステンデッドだっていいじゃん。遊びなんだし」
ユウキがなだめに入ったが、少女の毒舌はユウキにも向けられる。
「あなたも、このデュエルを甘く見ないことね」
その威圧感に、ユウキも思わずつばを飲み込んだ。
<黒騎士>は特殊能力にプロテクション(白)があり、白デッキには天敵である。
だが、ユウキも負けてはいなかった。
「<ショック>で<黒騎士>に2点ダメージ!」
ユウキのデッキには白のカード以外にも、赤のカードが補助色として加えられている。
少女は対応してカードをキャストする。
「トリックコンボ」
その時、信じられないことが起きた。<黒騎士>のカードが分裂したのである。
「いったい何が起こったんだ?」
ユウキも観客もその状況に驚愕していた。
「どれを対象にするの?」
初めて少女が笑みを浮かべる。残忍な笑顔だった。
「えいっ、これだ!」
ユキが対象に指定した黒騎士は、テーブル上から陽炎のように消える。
「残念、偽者だったみたいね」
「ありかよ!こんなの!!」
「イカサマだ!」
観客からまたも非難の声が上がる。
「うるさい!外野は引っ込んでてよ」
少女の影から大柄で鎧姿の人物が姿を現した。
顔はフルフェイスで隠れてわからないが、その姿はまさに黒騎士である。
「この『ナイト』に殺されたくなかったら、静かにしていて頂戴」
観客たちは大人しく引き下がった。そりゃあ黒騎士にいきなり
ランスを構えられたらビビるっちゅーの。
「人知を超越したカード、クリーチャーを実体化させる力…
噂には聞いていたが、実在していたとは…」
「おやっさんは、何か知ってるんですか?」
「ウィザード社から持ち出された禁断のデッキ、それが日本に持ち込まれた
ことはホームページで知っていたが、まさかこの子が…!!」
「今度はこっちからいくわ」
分身した<黒騎士>がいっせいに攻撃を行ってくる。
「どれをブロックすればいいんだ?」
それ以前にプロテクション(白)を持つ<黒騎士>を
ユウキの白いクリーチャーカードでは防ぐことはできないのだが。
「これで終わりよ、ファイナルコンボ!」
またもグレイブヤードが奇怪な声を上げる。
闇の衣が本物の黒騎士を包み込む。そのパワーはユウキのライフを一撃で0にするのに
十分すぎるほど増強されている。
もちろん、本物はブロックされていないのでプレイヤーに直接ダメージを与えるわけで
20しかないユウキのライフは当然0となる。
ユウキの敗北である。
「ふぅ…こんなもんかしらね」
少女はつぶやくように言った。
「ボクの負けだね。でも次はこうは…」
「デッキを見せて頂戴」
ユウキの話も聞かず、少女は彼のデッキを取り上げる。
「強い人っていうから強いカードがあると思ったけど、そうでもないわね」
「勝手に人のデッキ見て何してるのさ!」
ユウキは悲鳴をあげた。
「アンティよ。倒した相手からカードを奪うのは当然じゃない?」
平然とそう言ってのける少女に、ユウキはおろか店内の誰もが呆然とした。
「おやっさん、アンティって何?」
まだ幼い少年が店長にたずねてきた。
「マジックが発売されて間もない時のルールだよ。
対戦して勝った相手は、相手のカードを一枚ランダムに手に入れることができるんだ。
だがマジックのルールが確立し、組織化された大会が行われるようになると、
フェアプレーという見地からアンティのルールは廃止され、
今では公式大会ではアンティを賭けたゲームは禁止されている…
しかし、相手のデッキを全部見てからカードを奪うなんてことはできないはず」
「あ、これなんか良いわね」
少女がデッキから抜いたのは、<セラの天使>のフォイルカードだった。
フォイルカードというのはビックリマンのヘッドみたいなもので、結構な価値がある。
ユウキの宝物である。
「わたしのデッキに使えそうなカードはないし、これをもらうわ」
「もらうわ、なんて気軽に言うなよ!」
ユウキもさすがに怒っていた。
「戦いに同意したのは、あなたよ」
少女の声は冷たかった。
「そんな…だって、ゲームを始める時にはそんなこと…」
「わたしたちのデュエルスターの戦いは生きるか死ぬか、
あなたたちのおままごとみたいなデュエルとは次元が違うのよ!
素のデッキで戦いを挑んできたあなたが愚かだったと言うしかないわ」
少女の冷酷な笑みに、ユウキも少女の目論見に気づかされた。
「始めから、カードを奪うことが目的だったのか!」
「そうよ。デュエルスター同士の戦いに生き残るには強いカードが必要なの。
おかげでいいカードが手に入ったわ。ありがとう」
「返せ!」
「いやよ」
「いくらなんでも、他人のカードを取り上げるなんて間違ってる!」
ユウキがカードを取り返そうと少女に近づいた途端、目の前に黒騎士が立ちはだかる。
「わたしに近づくと、この『ナイト』があなたを攻撃するわ」
目の前で見ると恐ろしいほどの威圧感を持つ存在だった。
「こんなの、こけおどしに決まってる!」
ユウキが黒騎士に触れようとした瞬間、黒騎士の剣が動いてユウキを弾き飛ばした。
テーブルをひっくり返し、激しく床に打ち付けられるユウキ。
「ユウキ!」
客の何人かが集まってユウキを助け起こす。
「あっ…バカ!」
殺してしまったのではないか、と少女は一瞬だけ狼狽した様子を見せたが、
ユウキが起き上がろうとするのを見てさっと表情を変えた。
「わかった?今度近づいたら間違いなく死ぬわよ!」
「待って…」
ユウキはぶつけた肩を押さえながら、痛みをこらえて少女のところに近づいていく。
「そのカードは、ボクの大事なものなんだ。だから…」
「そんな言い訳はムダよ。このカードはもらっていくから」
少女はユウキに背を向けると、さっさと出口に向かって歩いていく。
他の客たちも、ナイトと呼ばれる黒騎士を前にして少女に立ち向かう勇気は
誰も持っていなかった。
「待って、待ってよ…」
足に鋭い痛みが走って自分の身体が倒れていくのを感じながら、
ユウキの意識は遠のいていく…
ユウキは夢を見た。
小学生の男女が、机に向かい合って座っている。
「この、風景の絵が描いてあるカードが土地カード。右下に数字が書いてあるのは、
クリーチャーカードなの」
「ふーん…」
「それでね、呪文を使うのには、カードの左上に書いてあるコストと同じ数の土地が…、
ねえ、ちゃんと聞いてる?」
「う、うん…」
ユウキにマジックを教えたのは、小学校時代のクラスメイトの女子だった。
放課後の教室で2人で遊んでいるうちに、日は暮れていた。
「マジックって、おもしろい!また、明日も教えてよ」
「ええ、いいわよ」
「早く対戦したいな〜」
「ダメよ、あなたの腕じゃ、ぜんぜんわたしにかなわないもん」
「え〜」
「あなたがもう少しうまくなったら、相手をしてあげる」
「えっ、ホント?約束する?」
「ええ」
「約束だからね!」
しかし、2人の別れはすぐに訪れた。
「ねえ、引っ越すってホントなの!?もうマジックを教えてくれないの!?」
「…ごめんなさい」
「そんな、せっかく友達になれたのに」
「わたしだって…もっとあなたに教えてあげたかったけど…」
別れの際に、2人は約束を交わした。
「このカード、わたしからのプレゼント」
「うわあ、綺麗なカード!天使の絵だ!しかも4/4飛行じゃん!」
「わたしの宝物なんだから、大事にしてね」
「うん、絶対に大切にするよ!」
「あなたがマジックを続けていれば、いつかきっと、私と出会う日がくるわ」
「その時は、対戦してくれる?」
「ええ、いいわ」
「今度こそ、約束だからね」
そうやって渡されたものこそ、<セラの天使>のカードだった。
女の子が自分の宝物を渡したことの意味にもまったく気づいていないユウキだったが、
そのときの<セラの天使>は、大事にデッキに入れて使い続けてきた。
引越ししていった彼女がいったいどこに行ったのか、今はどうしているかわからない。
でもユウキは、このカードを持っている限りいつかまた会えると信じているのだった。
「大丈夫かい?」
気がつくと、ユウキはデュエルスペースの奥に用意された簡易ベッドに
横たえられていた。店長その他マジック仲間一同が心配そうに見守っている。
「ボクは…」
「急に倒れちゃってさ、ビックリしたよ〜」
「救急車呼ぶかって大騒ぎだったんだぜ」
仲間たちの心づかいに、ユウキの胸は熱くなる。
「心配させてごめん、でもだいじょうぶ。もうどこも痛くないし」
確かに外傷も見当たらないし、骨が折れたわけでない。
気絶したのが不思議なくらいだった。
「たぶんあの黒騎士に触れたときに、生気を抜かれたんだろう」
ちょうどおやっさんがジュースを持って戻ってきた。
「おやっさん、みんなのデュエルスペースであんなことになっちゃって、ごめんなさい」
ユウキは率直に謝った。
「いや、まあ仕方がないさ。相手が相手だったしね」
「そういやおやっさんは、あいつのこと何か知ってるみたいじゃん?」
「なんかブツブツと、『あれは…』とか『まさか…』とか思わせぶりなこと言ってましたね」
「まあ、私もあまり詳しいことは知らないんだけどね。日本デュエルスペース連盟から、
こんなメールが届いて来ててね」
連絡
デュエルスペース経営者の皆様へ。
伝説のデュエルスターが復活しました。
日本各地のデュエルスペースで、その戦いによる被害があいついでいます。
気をつけてください。
デュエルスターは星型のマークの入ったデッキケースを持ち歩いています。
なお、一般のデュエリストでは決してデュエルスターに勝つことはできません。
彼らに普通のマジックのルールは通用しません。
そもそも、常識や物理法則の通じる相手ではないのですから。
「なんだこりゃ」
「最近、デュエルスターと名乗る人たちによって、
日本各地の有名デュエルスペースが荒らされているんだ。
具体的に言うと、渋谷・新宿・八王子などの、
強豪デュエリストたちの集まる店が、次々につぶされているんだそうだ。
有名なプロプレイヤーも何人も倒されているんだと。
「そんなにすごい相手だったのかよ!」
「私の知っている情報では、あの子の使っていたデッキはスターデッキといって、
通常のデッキをはるかに越えた力を秘めているらしい。
その力で、クリーチャーを具現化したり、
さまざまな超常現象を起こしたりできるという話だ」
信じがたい話である。
「返してもらわなきゃ…」
話を聞き終えたユウキは立ち上がった。
「無理だ、あの女の子がデュエルスターだとしたら、一度奪ったカードを
返してくれるわけがない。デュエルであの子を倒さない限り、
<セラの天使>のカードは戻っては来ない」
「あんなすごい相手にどう戦うのさ。無理だよ、きっと」
「あのカードは、ボクにとってはすっごく大事なものなんだ。
絶対に、絶対に取り戻してみせる!!」
平和なマジック界に突如現れたデュエルスター。
彼らの目的とは何か?
ウィザーズ社から持ち去られたスターデッキとの関連は?
つーかそんなことはわかりきっているが、
ユウキの戦いは次回へ続く。
次回予告
ユウキと「セラの天使」のカードにまつわるせつない思い出。
カードを取り返すため、街をさまようユウキの目の前に、
夢か幻かそこにあるはずのないカードショップが現れる。
「このスターデッキが、お前を導くだろう」
スターデッキを手にしたユウキの前に、再び黒騎士を伴う少女が立ちはだかる。
トリックコンボを打ち破れ!
次回 デュエルスター☆ユウキ 「決闘開始!戦わなければ生き残れない!?」
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